阪神・大山悠輔内野手（２８）が１０日、鳴尾浜球場で自主トレを行った。オフは有意義に過ごせている様子で、「技術面はもちろんですけど、体、メンタル、全ての面においてやることはたくさんあった」と心技体を見直す時間に。今季の戦いへは「チームとしての目標は一つあるので、そこに向かって頑張りたいですし、個人的にもキャリアハイという、そこの数字を目指して頑張りたい」と抱負を掲げて、打撃主要３部門での自己記録である打率・２８８（２０年）、８７打点（２２年）、２８本塁打（２０年）の更新に意欲を示した。

　岡田監督からは主軸として絶大な信頼を寄せられ、秋季キャンプでは直接指導も受けた。捉えるポイントを前に置いて、ボールの上をたたくように意識を植え付けたが、「実際にピッチャーのボールを見て、打席でどうかというところが大事」とキッパリ。「（秋季Ｃで）もう少しこうしたらいいんじゃないかな、というところも何個かあったので、もう一度整理しながらあと１カ月もないのでしっかりとやっていきたい」と、『２・１』までの課題を挙げていた。