阪神・近本 足で魅せた上々の侍デビュー 「栗山監督にガンガン行けと言われていて」

 1回、打者・近藤の時、二盗を決め、送球ミスで三塁へ向かう近本(撮影・西岡正)
 5回、宇佐見の打球を捕る近本(撮影・堀内翔)
 6回、好守の近本(5)を笑顔で迎える高橋宏(撮影・高石航平)
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 「侍ジャパン強化試合、日本5-4日本ハム」(5日、東京ドーム)

 上々の侍デビューだ。「1番・中堅」で出場した阪神・近本光司外野手(27)が4打数1安打、1盗塁をマーク。侍のリードオフマンとして、“速攻劇”に貢献した。

 「栗山監督にガンガン行けと言われていて、ボールも見ながら思い切って打ちに行くことができました」

 初回先頭。カウント3-1から上沢が投じた147キロ直球を弾き返し、右前打で出塁。続く近藤の打席では初球にすかさず盗塁を敢行。「グリーン(ライト)のサインがあったので」と積極的に二塁を狙い、捕手の宇佐見の悪送球も絡んで一気に三塁を陥れた。

 近藤がフルカウントからの6球目、直球を流して左翼後方へ。三走り・近本がきっちりタッチアップのスタートを切って先制のホームイン。「足も絡めて先制点を取れたことは良かったんじゃないですかね」と安ど感をにじませた。

 23年3月に予定されているWBCに向け、栗山監督へのアピールとなった。今後、し烈な外野サバイバルも予想されるが、「誰と争うかというよりは自分をしっかりアピールできるか。今のプレーを100%できるように。それで評価してもらえるようにやるだけです」と口調は熱を帯びた。

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