阪神・岡田監督“センサー健在”芝刈り指令 甲子園仕様へ安芸球場3ミリカット

 「阪神秋季キャンプ」(3日、安芸)

 阪神・岡田彰布新監督(64)の指示により秋季キャンプ地・安芸市営球場のメイン球場の外野の芝生が約3ミリ刈られたことが3日、明らかになった。前日2日に「芝生長いな。足疲れるわ」と指摘。阪神園芸の関係者によると、キャンプイン前日の大雨の影響で通常より伸びていたといい、練習後、約3時間にわたり、安芸市による草刈り作業が実施されたという。

 一夜明け、メイン球場の芝生を確認した岡田監督は「おー、刈ったよ」と満足げ。グラウンドではナインの動きだけでなく、芝生の長さにまで気を配る。15年ぶりのタテジマ復帰でも“岡田センサー”健在ぶりが示された形だ。

 指揮官が「まだちょっと長いな。ボール転がれへんもんな」と言うように、練習休日の4日にはメイン球場に加えて、サブグラウンドの芝生も甲子園と同サイズの約15ミリに仕立てられる予定だ。

 「だから、野手はなあ、どや、二遊間。まあ、何となく対応できそうな感じはするけどな。まだまだこれからやけどな」。2日間の第1クールはこの日で終了。フェニックス・リーグから合流した若手のチェックを終えて岡田監督は納得顔だ。第2クールからは来春の1軍キャンプ切符をかけて、競争はますます激しくなる。猛練習できる環境は整った。“甲子園仕様”の芝生でナインが暴れ回る。

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