アライバならぬ岡田平田練習に虎党から拍手 板山は外野→内野とフル稼働
「阪神秋季キャンプ」(3日、安芸)
秋季キャンプ2日目を迎えた阪神秋季キャンプ。午前中の部門別守備練習で、アライバならぬ岡田平田練習を実施し、終了時に虎党から拍手が沸き起こった。
二遊間に手で転がされたゴロを二塁手が捕球し、送球体勢を整えるのが難しいことから遊撃手にグラブトスして一塁に転送する練習。中日時代の荒木、井端の二遊間コンビ「アライバ」を象徴するプレーだ。
二塁・板山、遊撃・高寺が華麗に成功させるなど見事な連係を見せた内野陣。板山はシートノックで中堅を守った後に、内野守備練習もこなすなどフル稼働し、平田ヘッドコーチからは「板さんに拍手!」とスタンドに呼びかけ。虎党から拍手を送られると板山は手を上げて笑顔で応えた。
秋季練習でも同様の練習を行い、平田ヘッドコーチはこの練習について「何が『荒木井端』だよ。やり始めたのは『岡田平田だよ』」と訂正していた。