阪神・井上“岡田イズム”全吸収 指揮官と初対面「野球観、技術、考えしっかり聞く」

 「一番振り込む」宣言をした井上
 空港に到着した井上
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 阪神・井上広大外野手(21)が1日、秋季キャンプで“岡田の考え”を全吸収することを誓った。

 新指揮官とはこの日が初対面。高知入り前の伊丹空港では、緊張の面持ちであいさつに出向いた。「解説で野球の詳しいところまで話している方」と印象を明かし、「野球観というか、技術だけじゃなく考えも大事になってくる。しっかりと話を聞いて、練習でやっていけたら」と積極的に教えを請うつもりだ。

 特に「打撃に関しては全て聞いてもいいくらい」と井上。今季は8月中旬に初昇格したが、出場2試合で計5打席に立って無安打に終わった。今季の2軍戦では全試合で4番を任されるなど和製大砲候補として期待されてきただけに、飛躍のきっかけをつかみたいところだ。

 4年目となる来季。球団はドラフト1位で同じ右打ちの外野手である中大・森下を指名するなど、厳しいレギュラー争いは必至だ。岡田監督も「レギュラー取ってる高校生(高卒野手)いてないの、阪神だけやもんな。それはちょっと寂しいよな」と高卒野手の台頭を求めた。

 レギュラー奪取へ「誰よりも一番バットを振るということはフェニックスから意識してやってきた。そういったところを取り組んでいけたら」と背番号32。指揮官の前で、初日から猛アピールしていく。

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