ファイナル王手の阪神・伊藤将が先制点献上も最少失点でしのぐ コリジョン適応されず ５回１失点降板
「セＣＳファーストＳ・第２戦、ＤｅＮＡ－阪神」（９日、横浜スタジアム）
阪神・伊藤将司投手が先制点を献上した。
四回まで内野安打１本に封じる好投を見せ、相手先発・大貫と投手戦を演じていた中、迎えた０－０の五回。先頭・宮崎に左前打、続くソトに右翼・佐藤輝の右を破る二塁打を浴びて無死二、三塁とピンチを招くと、７番・大和に先制を許す中前適時打を浴びた。
本塁を狙った二走・ソトは近本の好返球でタッチアウトに。ここでＤｅＮＡ・三浦監督がリクエストを要求。タイミングは完全にアウトだったが、梅野が走路を妨害しているのではないかという判断だったが、判定は覆らず審判が「コリジョン・ルールは適応せず、判定通りアウトとします」と説明した。
１死一塁となり、伊藤将は後続を断って最少失点で抑えた。球数７７球と余力を残していたが、六回の打席で代打・北條を送られた。打線の援護がなく５回４安打１失点で降板となった。
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