阪神 栄枝がプロ初出場初打席で初適時打! 「気持ちで打ちました」

 9回、代打の栄枝は右前に同点適時打を放つ(撮影・山口登)
 9回、栄枝の同点打に歓喜する阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-ヤクルト」

(2日、甲子園球場)

 阪神・栄枝裕貴捕手(24)が1点を追う九回2死一、二塁から代打で登場。プロ初打席初適時打を放ち、甲子園は割れんばかりの大歓声だ。

 「ヤクルトのクローザーが相手なので、僕みたいなバッター相手には真っすぐで攻めてくると思ったので、それをなんとか打つことができて良かったです。これが初打席ですけど、今季はこれがラストチャンスだったので。本当に死ぬ気でじゃないですけど、気持ちで打ちました」

 プロ初出場でも落ち着いていた。カウント2-2からマクガフが投じた154キロ直球を強振。打球を右前に運び、二走が一気にホームイン。ナインも虎党も喜びを爆発させ、塁上で栄枝は柔和な表情を浮かべていた。

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