「巨人－阪神」（１７日、東京ドーム）

　Ｇキラーぶりを発揮している阪神先発の西勇輝投手（３１）の巨人戦連続無失点が２８イニングでストップし、２９イニング目に今季初失点を喫した。

　１点リードの五回だ。先頭のウォーカーに中堅フェンス直撃の三塁打で出塁を許した。ここからギアを上げた西勇は大城を二ゴロ、戸郷を空振り三振に仕留めた。

　残る吉川を抑えれば、無失点で切り抜けられる。ただ、初球に投じたスライダーを完璧に捉えられ、打球は右中間方向へ。三走・ウォーカーが楽々と本塁に生還し、同点適時二塁打となってしまった。

　対巨人戦の連続無失点は「２８」でストップ。それでもこの回はなんとか最少失点に抑え、同点で食い止めた。