阪神 あぁ~「0」地獄 1963年の球団ワースト24度目の完封負け目前

 4回、大山は併殺に倒れる(投手・大野雄、捕手・石橋)=撮影・山口登
 5回、糸原は左飛に倒れる(撮影・山口登)
 1回、岡林の打球をはじく大山(撮影・田中太一)
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 「中日-阪神」(26日、バンテリンドーム)

 阪神打線が中日の先発・大野雄に苦戦している。五回まで4安打無得点。初回、三者凡退に終わると、0-1の二回はロハスの中前打などで2死満塁の好機を作ったが、西勇は二直に打ち取られた。

 3点を追う四回は先頭・佐藤輝が四球で出塁。続く大山はピッチャー返しの痛烈な打球を放ったが、二塁・溝脇の好守に阻まれ、二ゴロ併殺でチャンスの芽を摘まれてしまう。

 0-4の五回は1死から坂本が左前打。中野も左前打でつなぎ、2死一、二塁と好機を広げたが、糸原は左飛に打ち取られた。

 今季は23度の完封負けを喫しており、63年の球団ワースト記録がちらつき始めた。

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