阪神・藤浪 初白星も冷静に自己分析「安定感があると自分でも思う」【一問一答】

 スタンドのファンに手を振る藤浪(撮影・飯室逸平)
 ファンにあいさつをする藤浪(撮影・佐々木彰尚)
 スタンドのファンに手を振る矢野監督(撮影・飯室逸平)
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 「巨人1-5阪神」(20日、東京ドーム)

 阪神が3連勝。2年連続となる今季の巨人戦勝ち越しを決めた。

 藤浪が21年4月16日・ヤクルト戦以来、491日ぶりとなる先発勝利で今季初白星を飾った。2試合連続の無四球で7回6安打1失点、5奪三振の好投。巨人戦の白星は16年4月5日以来、2328日ぶりとなった。待望の勝利に虎党は歓喜したが、藤浪自身は冷静に自己分析し、次戦に目を向けた。

 試合後、報道陣とのやり取りは以下の通り。

 -感情はホッとした感じか

 「そうですね。勝ちがついて良かったかなと思います(照れ笑い)」

 -コロナ感染だったり、好投しても勝ちがつかなかったり、我慢の時期が続いた。平常心でいられたか

 「そうですね。メンタル的に波があることもなく、いいシーズン、ファームでも自分のやるべきことをと思って、いいモチベーションでやれていた。いいシーズンを過ごせているのかなと個人的には思います」

 -メカニックもキャンプからいいモノをキープ

 「安定感があると自分でも思います。そのあたりの不安が、ないことはないですけど少ないので。常にいい状態でマウンドに上がれていますし、練習も含めていい準備ができているのかなと思います」

 -巨人に全然勝てていなかった

 「意外というか、そんなに勝っていないんだと思いました。全然知らなかったです。全然気にしていなかったんで、今日知ったぐらいなんですけど、久しぶりに勝ちがつくかつかないかで全然違うんで。相手の印象も違うと思うので」

 -2戦連続無四死球

 「安定していると見てもらえると思う。ファンの方にも首脳陣にも。1つ自分がよく評価されがちなところではある。いい数字かなと思います」

 -先発での白星

 「やっぱりいいですね。先発で勝つのが自分の中で1番いいし、心地良いというか。その瞬間が本当に久々だったので。いい1日、いい試合だったと思います」

 -好投を続けていきたい

 「そうですね。やっぱり継続することが大事。今日はもう試合が終わった。今日1日だけ余韻に浸って、明日から切り替えて来週の試合に備えられたらと思います」

 -登板前に上半身と下半身のタイミングがいいと

 「今日はゲームを通してタイミングはあまりめちゃくちゃいい訳ではなかったけど、その中で微修正を加えながらなんとか試合を作れた。その辺は評価してもいいかなと思います」

 -開幕直後はタイミングに悩まれていた時期も。良くなったきっかけは

 「専門的な話をすると、いろいろあるんですけど。1番これっていうのはないですけど、複合して、ですかね」

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