阪神・島本 ピンチ断ち切った 才木に負けられない!復帰後初共投「状態悪くない」

 「DeNA4-1阪神」(11日、横浜スタジアム)

 阪神・島本は5球でピンチを断ち切り、自身の役割を全うした。1-4とされた七回2死三塁、先発の才木が残した走者を背負って救援。これ以上の失点が許されない場面で楠本を一邪飛に打ち取った。3球ボールが先行したが、冷静に最後は126キロスライダーで仕留めた。

 「きょうも才木がずっと頑張っていたので、何とかしっかり抑えてと思って投げました」。同じ20年11月にトミー・ジョン手術を受け、厳しいリハビリ期間を共に歩んできた後輩右腕とは、固い絆で結ばれている。試合には敗れたが、復帰後初の共闘で新たな一歩を踏み出した。

 4日・巨人戦(東京ドーム)で1軍昇格即初登板し、7日・広島戦(マツダ)を経て、7試合で3度も起用された。打者8人に対し、被安打1で連続無失点を継続中。「状態は悪くはない」と確かな手応えを口にする。

 厳しいチーム状況の中、存在価値はますます高まる。「一試合一試合抑えて、信頼してもらえるように目の前の試合を頑張るだけ」と前だけを見据える。「言われたところでしっかり抑えることだけを考えて頑張りたい」。19年にチーム最多63試合に登板した左腕が、不屈の闘志でブルペンを支える。

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