阪神電鉄は１日、「阪神甲子園球場１００周年記念事業」を始動した。２年後の２０２４年８月１日に迎える開場１００年の節目に向け、事業発表会と人気野球漫画で彩った記念ラッピング車両の出発式が行われた。

　甲子園にゆかりのある「ドカベン」「巨人の星」「タッチ」「ダイヤのＡ」「プレイボール」「ＲＯＯＫＩＥＳ」など９作品による夢のコラボが実現。２４年１２月頃まで阪神本線を中心に運行予定だ。

　イベントにゲスト参加した“元祖甲子園のアイドル”太田幸司氏（７０）は「甲子園は阪神タイガースのホームグラウンドと高校野球の聖地という二つの顔を持つ。うまく両立しながら伝統をつくるのはすごいこと。こんな球場はない。これから先、皆さんも大事に甲子園球場を育ててほしい」と呼び掛けた。

　また、「阪神甲子園球場１００周年記念サイト」（ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｈａｎｓｈｉｎ．ｃｏ．ｊｐ／ｋｏｓｈｉｅｎ／１００ｔｈ／）を開設。事業期間中はマンガコラボ動画のほか、関連情報が随時更新される。