阪神2軍 ノーノー敗戦 コロナで人員不足 野村代行「いるメンバーで」

 「ウエスタン、阪神0-2広島」(29日、倉敷マスカットスタジアム)

 新型コロナウイルスの影響で人員不足に陥る中、屈辱の敗戦となった。阪神2軍が広島の継投の前に沈黙し、ノーヒットノーランリレーを献上。この日、平田2軍監督が新型コロナウイルス陽性判定を受け、代行監督を務めた野村2軍バッテリーコーチは「今はもう何を言っても仕方がない」と肩を落とした。

 広島の先発・遠藤の前に2つの失策で走者を出すも、八回まで8三振。九回はケムナに2者連続三振を含む三者凡退に抑えられた。

 23日に高寺が新型コロナウイルスに感染し、この日は遠藤も陽性判定を受けて離脱。野手11人中、内野手登録は原口、木浪の2人だけとなった。小野寺がプロ初の遊撃でスタメン出場し、片山も三塁で先発する異例のオーダー。それでも、野村2軍代行監督は「違うポジションを守ることで視野も広がる」と前向きに捉えた。

 「現状いるメンバーでやっていくしかない。(平田2軍)監督が戻ってきた時に通常通り選手がプレーできるように」。指揮官不在の中、チーム一丸で緊急事態を乗り越える。

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