阪神・佐藤輝が150打席ぶり聖地弾 田淵、岡田に次ぐ新人から2年連続15本塁打
「阪神6-3DeNA」(22日、甲子園休場)
手に残る感触で佐藤輝は本塁打を確信していた。打球がバックスクリーン左へ突き刺さるとスタンドが沸き返る。甲子園では4月15日・巨人戦以来、実に150打席ぶりの一発。若き4番の一振りが貴重な追加点を叩きだした。
1点リードの六回、2死二塁の場面で仕事を果たした。「次の1が大事になってくる展開だったので、打つことができてよかったです。キモティー!」とG.G.佐藤氏より拝借した決めぜりふで手応えを表した。
これで新人年から2年連続15本塁打。球団では70年・田淵(22本、21本)、81年・岡田(18本、20本)以来、史上3人目となった。左打者としては史上初。本拠地の逆方向に放り込み球団史に名を刻んだ。
久々に本拠地で打った一発は飛距離141メートルの特大弾。「飛ばせてお客さんが喜んでくれるのだったらそれはよかった」と佐藤輝。「なにせ今日打ててよかったです」と満足げだった。
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