阪神・青柳が6回6安打1失点、96球の粘投で今季10勝目の権利持って降板

 6回表を投げ終え、笑顔でベンチに戻る青柳(撮影・坂部計介)
 5回を投げ終え、笑顔で野手を迎える青柳(撮影・高部洋祐)
 1回、ビシエド(手前)を併殺に打ち取る青柳(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-中日」(15日、甲子園球場)

 阪神・青柳晃洋投手(28)が6回6安打1失点と粘投し、リーグトップ今季10勝目の権利を持ってマウンドを降りた。

 立ち上がりは球数がかさむ苦しい投球が続き、初回には岡林の二塁適時内野安打で先制点を奪われた。それでも、回を追うごとに修正していけるのがエース・青柳のすごさだ。

 1点リードの三回は先頭の大島にこそ右翼戦への二塁打で出塁を許したが、後続の高松、岡林、ビシエドを3人でピシャリ。四回から五回にかけては三者凡退と“圧投”し、貫禄の投球を披露した。

 六回を投げ終えて、球数は96球。七回からはブルペン陣にバトンを託す。このまま白星をつかむことができれば、中日戦は自身今季初勝利で、球団史上初となる2年連続リーグ10勝一番乗りとなる。

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