阪神・湯浅 好守備でプロ初勝利つかむ「準備はできていた」リハビリ支えた周囲に感謝

 矢野監督(左)から祝福され、ウイニングボールを手に笑顔でポーズを決める湯浅(撮影・飯室逸平)
 8回、溝脇を投ゴロに打ち取り素早く三塁へ送球する湯浅(撮影・田中太一)
 近本からウイニングボールを受け取る湯浅(撮影・田中太一)
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 「阪神6-4中日」(24日、甲子園球場)

 八回のピンチをしのいだ阪神・湯浅京己投手(22)がプロ初勝利を挙げた。

 八回、先発の青柳が4-4の同点に追いつかれ、なお1死一塁で2番手として登板。溝脇の投ゴロをグラブを懸命に伸ばして捕球すると、素早いフィールディングで三塁に送球。飛び出していた二塁走者を挟殺プレーでアウトにした。続く高橋は三ゴロ失策で2死一、三塁と窮地が続いたが、京田を左飛に打ち取った。

 梅野とともにお立ち台に上がった湯浅は、「(プロ初勝利は)素直にうれしいですし、リハビリが長かったので、たくさんの方にお世話になったので、すべての方に感謝したいです」と声を弾ませた。

 「絶対にセカンドランナーだけは返さないという強い気持ちでマウンドに上がりましたし、バッターに気持ちで負けないように向かっていった。(フィールディングは)しっかり準備はできていた」と投球を振り返り、「今まで以上にチームに貢献できるようにしっかり準備をしたい」とより上位を目指して戦う夏場を見据えた。

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