阪神ドラ7中川 プロ初本塁打 “地元”名古屋でパワーアピール「まさか打てるとは」

 プロ初本塁打を放ち、ダイヤモンドをまわる中川
 工藤コーチ(右)とハイタッチを交わす中川
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 「ウエスタン、中日4-9阪神」(23日、ナゴヤ球場)

 放物線を横目で追いながら、阪神のドラフト7位・中川(京都国際)は全力疾走で一塁へ走った。打球は左翼フェンス奥の防球ネットを直撃するプロ初本塁打。「(打球が柵越えまで)行くか分からなかったので、感触は分からなかったですね」。ベンチから歓声が湧き起こる中、照れくさそうに、足早にダイヤモンドを一周した。

 7点リードの七回先頭。五回から代走で出場して迎えた第1打席で、岡田の初球直球を捉えた。15日の練習試合・ソフトバンク3軍戦(鳴尾浜)で左腕に死球を受け、この日から実戦に復帰。平田2軍監督は「お帰りなさい、ビッグフライ勇斗(中川)。見事なホームランだ」と手放しで称賛した。

 高校入学前まで愛知県で育ち、ナゴヤ球場に足を運んだこともあった。元中日・川上憲伸氏(47)の投球を目に焼き付けるなどした思い出の場所。この日は友人などが球場に駆けつける中で地元凱旋弾を放ち、「まさか打てるとは思ってなかったので良かったです」と無邪気に笑った。

 「限られたチャンスで、しっかり結果を出してアピールしていきたい」と意気込んだドラフト7位ルーキー。高校通算18本塁打とパンチ力ある打撃に磨きをかけ、打てる捕手へと成長していく。

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