阪神 初回、糸原が逆転の2点適時打、山本も2点二塁打で“ノーヒッター”今永攻略
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「阪神-DeNA」(17日、甲子園球場)
“ノーヒッター”の今永から阪神打線がいきなり速攻だ。1点を先取された嫌な流れを変えるべく、糸原健斗内野手が逆転の2点適時打をマークした。
1点を追う初回。先頭の島田が左腕の142キロカットボールを捉え、中前へ運んだ。続く中野が2度犠打を試み、ファウルになってしまったが3球目の150キロ直球を左前にはじき返しチャンスメークした。
続く近本は左飛、佐藤輝は遊飛に仕留められたが、6月絶好調の大山が四球を選び、2死満塁にチャンス拡大。ここで打席には糸原が入った。カウント1-2からの4球目、150キロ直球にアジャスト。打球は左翼線へ転がる2点適時打となった。
さらにこの勢いは続く。初回に失策をしていた山本が左腕の初球、135キロチェンジアップを積極的に振り抜き、打球は左翼・関根の頭上を超える2点適時二塁打に。ベンチで矢野監督も満面の笑みを浮かべていた。