阪神・梅野 正捕手奪還に闘志 打撃に手応え、三つどもえから抜きん出る

 阪神・梅野隆太郎捕手(30)が15日、正捕手奪還に向けて闘志を燃やした。坂本、長坂との三つどもえとなっている状況。「数多くこれから(試合に)出られるように、自分が左右できることではないけど、一生懸命頑張っていきたい」と気合を入れた。

 直近6試合では、キャプテン・坂本が青柳、西純の女房役を務め、強肩で魅了する長坂がウィルカーソン、ガンケルの助っ人をけん引。梅野は伊藤将、西勇とバッテリーを結成し、各捕手が先発ローテの6人を2人ずつ担当している状況だ。矢野監督は「みんな持ち味は違うし、その中で絶対こうすると決めているわけではない。誰かがポンッて抜けてくれればそれはそう(固定)していく」と正捕手争いにハッパをかけた。

 梅野は5月18日に右脇腹の筋挫傷で抹消。ファームで若手との時間を過ごした。「一生懸命やっている姿があれ(印象的)だった」と刺激を受け、1軍復帰した7日のソフトバンク戦(ペイペイ)では、西勇とのバッテリーで完封勝利を演出し、捕手としての技量を見せつけた。

 ここまで35試合に出場し、打率・170と苦しむが、「感覚はすごく良くなってきている」と手応えは十分。本来の打撃を取り戻し、絶対的地位を取り返してみせる。

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