阪神・伊藤将 6回3失点で2勝目の権利持ち降板「持ち味生かした投球できた」

 先発し、投げ込む伊藤将(撮影・田中太一)
1回、横浜高校の後輩の万波を投ゴロに打ち取る伊藤将(撮影・吉澤敬太)
3回、吉田(手前)から左前打を放つ伊藤将(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-日本ハム」(5日、甲子園球場)

 阪神・伊藤将司投手が75球を投じて6回3失点で、2勝目の権利を持って降板した。

 序盤から低めの制球で持ち味の打たせてとる投球を展開した。5回2死までは無安打投球。五回2死でアルカンタラに中前打を許したが、続く上川畑を一ゴロに抑えて、五回終了時点でわずか51球で無失点と圧巻の投球を見せた。

 だが、六回先頭の代打・杉谷に詰まりながらも右翼線へ二塁打を浴びると、日本ハム打線につかまった。続く石川に右前打を浴びて無死一、三塁とピンチを招くと、1番・万波に右犠飛を許した。その後2死一、三塁と再びピンチを背負うと、4番・野村に左中間を破る適時二塁打を浴びた。

 六回2死の打席で代打を送られて交代となった。それでも、これで4試合連続でクオリティースタート(6回以上、3失点以下)をクリア。降板後は「ゴロアウトもたくさんありましたし、打たせて取るという自分の持ち味を生かした投球ができたかなと思います。ただ、六回に粘り切れなかった点は悔いが残るので、次回に向けての課題としてまたしっかり調整したいと思います」とコメントした。

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