阪神 1軍復帰の藤浪が1回0封 最速158キロ 虎党は大盛り上がり

 9回、無死点に抑えベンチに戻る藤浪(右)は長坂とグータッチ(撮影・山口登)
 9回、力強いボールを投げ込む藤浪(撮影・田中太一)
 9回、力投する藤浪(撮影・山口登)
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 「阪神-西武」(31日、甲子園球場)

 阪神・藤浪晋太郎投手が4月8日・広島戦以来となる1軍マウンドに上がり、1回無失点に抑えた。

 0-2の九回。場内に藤浪の名前がコールされると、場内は万雷の拍手に包まれた。

 先頭・外崎は9球を要したものの、最後は外角低め144キロ・カットボールで空振り三振。滝沢には四球を与えたが、岸へのワンバウンドした3球目で飛び出していた一走・滝沢を捕手・長坂が一塁でけん制アウトとした。最後は岸を156キロ直球で二ゴロに。スタンドからは再び大きな拍手が送られた。最速は158キロを計測した。

 4月13日に新型コロナウイルス陽性判定を受け、離脱。その間、1軍先発陣が充実したこともあり、約1カ月半の2軍調整を余儀なくされた。ウエスタンでは4試合に登板して計14回を1失点、21奪三振。防御率0・64で2四死球と安定感を見せていた。

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