阪神快勝で20勝到達 青柳は完投逃すもリーグトップタイ5勝目 打線は5戦ぶり複数得点

9回、左前2点適時打を放つ糸井(撮影・開出牧)
9回、左前2点適時打を放ち筒井コーチ(左)とタッチを交わす糸井(撮影・開出牧)
8回、マーティンを三振に斬りほえる青柳(撮影・開出牧)
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 「ロッテ2-6阪神」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 阪神は投打がかみ合い、快勝。2連勝でカード勝ち越しを決め、20勝に到達した。借金は11。

 中7日で先発した青柳が安定感抜群の投球を披露した。八回までは三塁を踏ませない力投。九回に2失点し、あとアウトひとつで完投こそならなかったが、133球の力投。ハーラートップタイとなる5勝目を挙げた。

 打線は一回、左腕・佐藤奨の立ち上がりを攻め、3点を先制した。1番・近本が四球を選び、2番・中野が一塁前へセーフティーバントを決めて無死一、二塁。3番・大山の右線適時二塁打で1点を先制した。無死二、三塁から4番・佐藤輝の中犠飛で2点目。さらに2死三塁から6番・糸原の右中間適時二塁打で3点目を加えた。

 三回には1死から大山が四球で出塁。続く佐藤輝が中堅への適時三塁打で4-0とリードを広げた。

 貧打に苦しんでいるチームだが、5試合ぶりの複数得点。エース青柳を援護し、交流戦3勝2敗とひとつ勝ち越した。

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