阪神・伊藤将がプロ初完封 矢野監督も賛辞「岩崎を使う予定がなかったので助かりました]

 お立ち台で笑顔を見せる阪神・近本(左)と伊藤将(撮影・高部洋祐)
 巨人打線を完封し勝利のタッチを交わす伊藤将(左)と長坂(撮影・田中太一)
 完封勝利を飾り喜ぶ伊藤将(撮影・山口登)
3枚

 「阪神4-0巨人」(22日、甲子園球場)

 阪神・伊藤将は8安打されたものの、巨人打線に得点を許さす、今季初勝利をプロ初完封で飾った。4月13日に新型コロナウイルス陽性判定を受け、約1カ月ぶりの1軍マウンドだったが、堂々の投球を披露した。

 試合後は近本とともにお立ち台に上がった。プロ初完封の気持ちを問われと「シビれました」と晴れやかな笑顔。「近本さんが先制点を取ってくれて(4点を取ってくれた)野手のおかげで九回を投げ切ることができた」と打線に感謝した。

 九回は2安打を浴びて1死一、二塁のピンチを招いたが、後続を抑えた。前回4月6日のDeNA戦では完封目前の九回に1点を失い同点に追いつかれ、チームも延長戦の末に敗れていただけに「最後はすごく危ない中で完封できた。ファンの方も(DeNA戦が)頭をよぎったと思うけど、そんな中で達成できたのは良かった」とうなずいた。

 矢野監督も「素晴らしかった。ゴロを打たせるのが将司らしさだと思うんですけど、そういうことをやりながらね。きょうは岩崎も使う予定はなかったので、最後までいってくれて助かりました」と左腕をたたえた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス