阪神・ガンケル、粘投実らず 6回4安打1失点で4敗目
「ヤクルト3-0阪神」(19日、神宮球場)
阪神・ガンケルの粘投は報われなかった。雨天中止などの影響を受け、中13日となった登板。今季最多の93球を投げ、6回4安打1失点。先発としてゲームメークしたが、今季4敗目を喫した。
「今日は全体的な出来としては悪くなかったと思う。失点したイニングに2死から四球を与えてしまったように制球が甘くなってしまった部分があった」
そう振り返ったのは五回。2死走者無しから2番・山崎にフルカウントからの勝負球がわずかに外れた。続く好調・山田に左中間フェンス直撃の二塁打を浴び、四球から先制点を献上してしまった。
「もちろん責めることはないんだけど、あの四球がもったいなかった」と矢野監督。制球力を最大の武器とするだけに、悔しさが残る黒星となった。