阪神・西純“西西コンビ”でヤクルト連倒へ 「良い流れで回してくださると思う」
18日のヤクルト戦(神宮)に先発する予定の阪神・西純矢投手(20)が16日、“西西コンビ”で勢いをつなぐ意欲を示した。前日17日の同戦先発は遠縁にあたる西勇。神宮室内練習場の調整後、高卒3年目右腕は笑顔で思いを口にした。
「良い流れで回してくださると思うので、自分もそれに乗って投げられるようにしたいです」。昨年5月18日、19日のヤクルト戦(甲子園)で西勇、西純の順で投げて以来、2度目の“リレー”。前回は西勇が敗戦し、自身は勝ったが今回は2人で連勝を目指す。
本来は15日・DeNA戦(横浜)に先発する予定だった。13日の雨天中止に伴い、中9日で神宮のマウンドに向かう。「ちょっと空いたので、しっかりもう一回準備をし直していきました」と調整面にも不安はない。
ヤクルトとは昨年5月19日に甲子園で対戦。5回無安打無失点でプロ初先発初勝利をつかんだ相手だ。良いイメージが残っているが「村上さん、青木さんとかの左打者をどう抑えるか。神宮だとホームランも出ると思うので」と警戒した。
神宮のマウンドに立つのは高3時に高校日本代表として、U18W杯の壮行試合で大学日本代表と対戦して以来だ。「懐かしいなという感じです」。思い出の地にタテジマのユニホームで帰り、成長の跡を示す。