阪神・平田2軍監督が語る虎弟の現状 現在8連敗も「全く気にしていない」

 阪神のファームを特集する新企画「熱鳴-鳴尾浜情報-」(月1回掲載予定)がスタート。平田2軍監督がチームの現状について語った。

  ◇  ◇

 昨季はウエスタン・リーグで優勝した阪神2軍は現在、最下位に沈んでいる。

 多数の故障者に加えて、1軍で新型コロナウイルス感染者が出たことにより人員不足に陥った。13日・中日戦(鳴尾浜)はベンチ入りした野手が9人しかいないため、捕手登録の5人が5番から9番で先発する緊急事態にも見舞われた。

 それでも平田2軍監督は「9人全員が(先発で試合に)出られる。こんなありがたいことはないよ」とポジティブに捉えた。捕手が野手を務めることにも、「違うポジションを守れるなら、上(1軍)に行ったときに有利になる」と前向きな発言を繰り返した。

 苦しい状況は変わらずに現在8連敗中だが、2軍指揮官は「全く気にしていない」と育成に注力している。

 下肢のコンディショニング不良で離脱していた原口、昨年10月に左関節鏡下肩関節唇形成手術を受けた北條は実戦に復帰済み。徐々に態勢は整いつつある。

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