阪神・矢野監督 虎メダル初めてかけた 輝に!中野に!小幡に!勝利へのムードメイク

 「ヤクルト3-11阪神」(24日、神宮球場)

 マスク越しでも、阪神・矢野監督が笑顔になっているのが分かった。七回、小幡のダメ押しとなるプロ初本塁打を放った瞬間、控えめながらも久々に“矢野ガッツ”も飛び出した。

 初回から2ランが2発。佐藤輝、中野に“ホームランメダル”を指揮官自ら首に掛けて祝福した。「それで多少でもムードが上がるんなら、俺もやりたいし」。普段は若手が担当するメダル贈呈役を買って出た理由を話し、「まさか3回もできるとは思ってなかったけど。火曜から甲子園に帰るのでそんなにホームランはバンバンって出ないけど、どんどん、なんぼでもやります」と今後も継続することを明かした。

 開幕から12連敗と苦戦が続いたビジターゲームで初の勝ち越し。しかも16安打で、今季初となる2桁得点の圧勝だ。敗れたとはいえ21日のDeNA戦が5得点、22日のヤクルト戦が6得点、そしてこの日が11得点。打線に活気が出てきたのは大きい。六回、近本の盗塁が追加点につながるなど、矢野阪神らしい積極的な攻めも戻ってきた。

 まだまだシーズンの先は長い。大きく出遅れた、しんがり追走からの追い上げへ。敵地での勝ち越しを、今度こそ浮上のきっかけにしてみせる。

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