阪神・原口 状態万全!復帰即2点打&マルチ「やるべきことをやります」

 3回、適時二塁打を放ち笑顔を見せる原口(撮影・山口登)
 3回、左翼線に適時二塁打を放つ原口
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 「ウエスタン、阪神4-8広島」(19日、鳴尾浜球場)

 下半身のコンディショニング不良で離脱していた阪神・原口が実戦に復帰し、今季のウエスタン初出場を果たした。いきなり2点適時打を含む3打数2安打2打点と結果を残し、万全の状態をアピール。「こうやって復帰できて、少し長くかかってしまったけど、野球ができているということが良かったです」と充実した表情を浮かべた。

 復活の快音が鳴尾浜に響き渡った。6点ビハインドの三回1死満塁で迎えた第2打席の初球。森の高めに浮いたチェンジアップを一振りで仕留めた。打球はライナー性で左翼線を破る2点適時二塁打に。ベンチから称賛の声が送られる中、左手人さし指を突き上げて笑顔で応えた。

 平田2軍監督も「コンパクトに(振れていて)凡打の内容もいい」と打撃を絶賛。さらには、「若いやつの見本になるね」とグラウンドでの立ち振る舞いにも舌を巻いた。

 今季から野手一本で勝負することを決め、捕手登録から内野手登録に。キャンプでは内外野の守備練習に力を注いだ。しかし、帰阪後の3月上旬に下半身のコンディショニング不良で離脱。開幕には間に合わず、16日に鳴尾浜で行われたシート打撃から実戦形式の練習に復帰していた。

 「グラウンドに立っている以上は、やるべきことをやります」。最善を尽くし、ここから巻き返す。

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