阪神は43イニング連続適時打無し 北川打撃コーチ「打たされてしまった感が大きい」

 9回、糸井は空振り三振に倒れる(撮影・山口登)
 10回、佐藤輝は投ゴロに倒れ悔しそうな表情を見せベンチに戻る(撮影・山口登)
 10回、サヨナラ負けしぼうぜんとする矢野監督ら阪神ナイン(撮影・山口登)
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 「中日1-0阪神」(13日、バンテリンドーム)

 この日も投手陣を援護できなかった。打線は3安打完封負けで、8日・広島戦(甲子園)の六回にロハスがタイムリーを放って以来、これで43イニング連続タイムリー無しに。試合後、阪神・北川打撃コーチは「消極的にはなっていないんでしょうけど。うまく真っすぐと緩急、フォークとか、真っすぐをうまく使わされて、打たされてしまった感が大きいかなと思います」と貧打の原因を分析した。

 中日の先発・勝野を攻略できず、数少ないチャンスでも、あと一本が出ない。投手陣の奮闘に応えられず、今季2度目のサヨナラ負けとなった。

 12日の1得点は佐藤輝の3号ソロ弾によるものだった。これで打線は、4試合連続1得点以下と深刻な状態に。同コーチは「先頭バッターが出て、なんとかつないでかえすっていうことをうまくできれば。流れを、リズムを作れればいけると思うんで。そこは辛抱して、先頭バッターの出塁を口酸っぱく言っていきたいと思います」と言葉を絞り出した。

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