5連敗の阪神の矢野監督 新型コロナで藤浪ら離脱に「みんなでカバーするしかない」

 10回、ベンチで頭をかく矢野監督(左)=撮影・飯室逸平
 10回、佐藤輝は投ゴロに倒れ悔しそうな表情を見せる(撮影・山口登)
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 「中日1-0阪神」(13日、バンテリンドーム)

 投手陣の奮闘に打線が応えられず、今季2度目のサヨナラ負け。引き分けを挟んで5連敗で、16試合消化時点でプロ野球史上ワーストの借金13となった。

 この日の試合前までに江越、藤浪、伊藤将の新型コロナウイルス感染が判明。濃厚接触者疑いで馬場と山本も出場選手登録抹消となり、計5人が離脱する非常事態に襲われた。

 矢野監督は「しんどいのはしんどいし。先発投手っていうのもね。今日のことだけじゃないし。多分2、3週間。3週間くらい、やっぱりどうしても難しくなるから。その点でも痛いし。でも、起こったことはどうしようもないので。みんなでカバーするしかない。全員で何とかするしかないと思っています」と懸命に前を向いた。

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