阪神・平田2軍監督 高卒3年目ドラ1、2コンビに奮起求める「そのうち森木、前川となる」
「ウエスタン、広島5-2阪神」(10日、エブリイ福山市民球場)
先発の西純は4回2/3を3失点。投球回を上回る8奪三振をマークするも、101球を投じて4四球と制球が乱れた。4番・井上も4三振を喫し、高卒3年目のドラフト1、2位コンビに平田2軍監督は顔をしかめた。2番手・岡留は五回2死満塁の危機で正随を遊ゴロに打ち取り、火消しに成功。2軍降格後、2度目の登板となったケラーは1回を三者連続三振に抑える好投を見せた。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
先発は西純。
「この前は制球、フォアボールにも精度があったけど、今日は立ち上がりから…。やはり今日のようなピッチングをしているようじゃ今年は進歩したということは言えんな。この前ちょっとよかっただけに楽しみにしてたけど、もうこれじゃ並のピッチャーだ。ファームで並のピッチャー。一軍で並のピッチャーならまだ値打ちあるけど。その辺はまだまだ精度上げていかないと、どんどんどんどん置いていかれる。他のピッチャーに」
-岡留が五回2死満塁の危機を火消しした。
「あんなもんはお前、岡留なんか、ああいうところで1軍でも登板という機会が。あえて苦しい、厳しいところで岡留。岡留よりも純矢があそこであっぷあっぷだもん。岡留は頑張ったけど、あそこで純矢が踏ん張りきれん」
-ケラーが三者連続三振。
「ケラーよかった。真っ直ぐがやっぱりいいもん。今日はスライダーもカーブもよかったんじゃない。今日は三者連続三振でしょ。こうやって試合で感覚つかんでくれればいいと思うし、だいぶ日本の環境にも慣れて。すごくトライ?なんでもチャレンジ。弁当も食べるし、いなりずしも。やっぱりね、時間はちょっとかかったと思うし。まあ調子を上げてくれればまた上で戦力になってくれるんでね」
-井上が4三振。
「西(純)、井上。この辺がしっかりしてくれないと、また次(1軍に)上がるのは小野寺だ。高卒3年目の1、2位。やっぱり、純矢、井上。高卒3年目でやっぱりファームじゃある程度の(結果を)。やっぱり小野寺とか(2軍に)来たら全然違うやん。違うもん。やっぱりその辺りは謙虚に。森木、前川となるんやで。その辺は奮起を。ここできついこと言うっちゅうことは、俺がやっぱりあいつら(高卒)3年目に奮起を促す意味でだよ。それじゃなかったら別に言わない。実力つけるしかない、この世界は。そういうもんや。ファームで4番打ったって何もならへん。まあそういうことや。期待の裏返しと。いつまでも、そりゃ待ってくれないよ」
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