延長十二回の激闘も引き分け 阪神・矢野監督「開幕から苦しいことは苦しいので」

 12回、糸井が空振り三振に倒れ試合終了 投手・栗林、捕手・会沢(撮影・山口登)
 広島と引き分け、ファンにあいさつする阪神・矢野監督(中央)=撮影・高部洋祐
 延長12回、阪神・糸井(手前)が三振に倒れがっくりするベンチ(撮影・田中太一)
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 「阪神3-3広島」(8日、甲子園球場)

 延長十二回で今季最長4時間53分の激闘も決着はつかず、両リーグ初の引き分け。阪神の矢野燿大監督は「開幕から苦しいことは苦しいので。でも、全員でこうやってやっていく中からもぎ取っていくというのが俺らの野球だし。目の前のことを全力でいくことしかできないので。今日みたいに全力の中から、みんなの気持ちをつないでやっていきたいなと思います」と前向きに語った。

 先発の藤浪が4四球と制球に苦しみ、4回5安打3失点で降板。甲子園に重苦しい空気が漂ったが、四回1死から大山が2号ソロを見舞って反撃開始。六回に代打・ロハスが適時二塁打をマークして同点に追い付くと、その後も救援陣による執念継投で踏ん張った。2019年7月27日・巨人戦以来の8人継投。指揮官は「あのフィールディングもすごいうまかったし、素晴らしい投球と気持ちだったかなと思います」と湯浅に賛辞を贈った。

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