「広島３－２阪神」（３１日、マツダスタジアム）

　球団ワーストとなる開幕６連敗を喫し、１２球団で唯一白星無しの状況となった阪神。キャンプ前日に今季が最終年と表明した矢野監督にとっては、厳しすぎる船出となった。以下は試合後の一問一答。

　－秋山は少し慎重になり過ぎたと言っていた。

　「いや、まあなり過ぎたって。初登板でね、慎重になるのもあるし。前回ファームの結果もあんまり良くなかったから。それはある意味、普通なんじゃないかなと思うけどね」

　－打つ方でも、ロハスの守備とかでも、個人レベルで良いプレーが出ている。

　「ん～あと一歩というね、勝負のところで。ピッチャーだって別に悪いわけではないけど、何とか粘って欲しいなというのはあるし。バッターだってチャンスのところでもう一本出ないというのもこういう結果につながっていると思うので。みんな何とかしようという気持ちでやってくれているのは俺も分かるし。でも、プロである以上結果がこれでは良かったということにはならないので。自分で流れを変える努力を明日以降も何とかしていかないとなと思います」

　－アルカンタラは合流していい投球を見せた。

　「アルカンタラも斎藤もね、一人でも二人でも今ちょっと出てきてくれるに越したことはないし。まあ、内容のしっかりした投球を二人ともしてくれているんで、そういうところは今後につながると思うんで、よかったと思います」

　－打つ方では５回２死から佐藤輝が適時二塁打。

　「もちろんね。１点より２点というところでもちろん大きかったと思うし。あそこで一気にまたね、２点、３点っていければ、もっともっと勢いもいいんだろうけど」

　－梅野も猛打賞。

　「もちろんリュウも必死にやっているだろうし、そういう気持ちがつながっているところもあるのかなとは思います」