阪神・ロハス 今季初スタメンで闘魂1号 “隠れ鯉キラー”健在!課題の右打席で豪快アーチ

 「広島8-3阪神」(30日、マツダスタジアム)

 最後は敗戦となる空振り三振に倒れたが、2年目の本領発揮を目指す助っ人の一発が希望となった。阪神・ロハスが五回に今季1号ソロ。課題とする右打席で豪快なアーチをかけた。

 両者無得点で迎えた五回、均衡を破る一撃を見舞った。床田の変化球をすくい上げるようにして捉え、左中間席へ運んだ。「自分自身にとって今シーズンの一本目だったけど、これからはチームを勝利に導けるように打っていきたいね」。開幕から左翼を糸井に譲っていた中、今季初スタメン起用に応えてみせた。

 左腕相手に昨季は打率・148、2本塁打、6打点と苦しんだ。だが今年は違う。藤井康1、2軍巡回打撃コーチと取り組んできた前さばきの打撃で好結果を生んだ。二回は平凡な遊ゴロに全力疾走。際どいタイミングでアウトとなったが、いかなる時でも全力プレーが信条だ。

 実は広島戦は昨季、打率・347、2本塁打、7打点と得意にする“隠れ鯉キラー”のロハス。マツダスタジアムでも打率・355、1本塁打、4打点と好相性を誇っている。

 矢野監督は「自分の力を発揮して、打席を増やしていくしかないんで」とさらなるアピールを求めた。まだシーズン序盤。ロハスのバットがチームに勝利をもたらしていく。

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