プロ初先発の阪神・小川は六回途中4失点「打たれたくないという気持ちが強くなりすぎ」

 6回、降板する小川(中央)=撮影・山口登
 6回、悔しそうに天を仰ぐ小川(撮影・飯室逸平)
 6回、小川はサンタナに先制適時打を許す(撮影・山口登)
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 「阪神-ヤクルト」(26日、京セラドーム大阪)

 3年目の阪神・小川一平投手がプロ初先発し、5回2/3を4安打4失点で降板した。107球を投じ、6奪三振。中盤まで好投を見せたが、援護点に恵まれず、最後は粘りきれなかった。

 初回、二回は完璧に抑えて順調に立ち上がった。

 0-0の三回は、先頭・オスナに初めて中前打を浴びると、2死二塁から塩見に死球。「ふざけるなよ!」と手厳しいヤジが飛んだが、続く青木を落ち着いて1球で遊飛に仕留めて事無きを得た。

 四回は1死から村上に死球を与えたものの、サンタナを内角高め速球で三ゴロ併殺打に打ち取った。

 だが、0-0のまま迎えた六回。安打と四球などで2死満塁とピンチを背負うと、サンタナに先制の2点中前適時打を浴び、交代が告げられた。

 開幕前に支配下を勝ち取った新加入の渡辺に後を託したが、オスナに連続適時打を浴びた。

 小川は降板後に「五回までは自分のピッチングができていたと思います。相手投手との我慢比べの中で、六回に打たれたくないという気持ちが強くなりすぎてしまい、四球絡みで失点につながってしまったので、そこが反省点だと思います」とコメントした。

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