阪神・糸原が勝ち越し２点適時三塁打「何としてもホームに返したい」大観衆が揺れた
「阪神－ヤクルト」（２５日、京セラドーム大阪）
ドームの大観衆を揺らした。阪神・糸原健斗内野手の勝ち越し２点適時三塁打が飛び出し、観客動員の上限が解禁された場内はお祭り騒ぎだ。
必死につないだチャンスをモノにした。同点の三回。１死一塁からマルテの放った打球は併殺コース。しかし、一塁へ全力疾走を披露し、一塁はセーフ。続く佐藤輝は右手一本で左翼線を破る二塁打を放ち、チャンス拡大。ここで燃えたのは糸原だ。
カウント２ボールから甘く入ったチェンジアップを強振。打球はグングンと右翼方向に伸び、右翼・サンタナの頭上を越えた。２者が生還し、打った糸原は一気に三塁へ。「テル（佐藤輝）もしぶとくつないでくれましたし、何としてもホームまで返したいという思いで打席に入りました。最高の結果になって良かったです」。球場のボルテージも最高潮に達したが、これだけでは終わらない。
続く糸井も左前適時打を放ち、これで２打席連続適時打。矢野監督ラストイヤーの初戦で、猛虎打線が集中攻撃を魅せた。
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