開幕が決定的な藤浪 足首付近に打球当たるアクシデントも何の 最速160キロ 5回2失点

 5回、吉田正の強烈な打球を体で止める藤浪(撮影・田中太一)
 3回、塁審にスイングをアピールする藤浪(撮影・飯室逸平)
 5回、藤浪は吉田正の打球を体に受けるもアウトにする(撮影・山口登)
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 「オープン戦、オリックス-阪神」(18日、京セラドーム大阪)

 青柳の新型コロナウイルス感染に伴い、2年連続の開幕投手を務める可能性が高い阪神・藤浪晋太郎投手(27)が5回4安打2失点、6奪三振。球数97球を投じ、開幕「3・25」のヤクルト戦へ、態勢を整えた。

 初回は先頭・福田の6球目に今年最速の160キロをマーク。勢いそのままに三者凡退に仕留めるなど、抜群の立ち上がりを見せた。

 二回には1死二、三塁から若月の遊ゴロの間に1点を奪われたが、大きく崩れる気配はなかった。五回には後藤に左犠飛を打たれた直後、吉田正の打球が右足首付近に直撃するアクシデントもあったが、すぐにさばき投ゴロに。続く大里も150キロを超えるスピードボールで空振り三振に仕留めるなど、影響を感じさせなかった。

 昨年もヤクルトとの開幕戦で大役を務めた藤浪。2年連続が決定したら、球団の日本人投手では11~12年の能見(現オリックス)以来10年ぶりとなる。

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