阪神・ドラ1森木 好感触2回0封 いきなり151キロ直球披露&テクニックで3人斬り

 「2軍練習試合、阪神7-1大商大」(17日、鳴尾浜球場)

 阪神のドラフト1位・森木大智投手(18)=高知=が17日、2軍練習試合・大商大戦で2度目の実戦登板を果たし、2回1安打無失点と好投した。実戦初登板で1回1安打無失点だった11日の教育リーグ・中日戦(鳴尾浜)と同様に力強い直球を披露。「それなりに強いボールをゾーンに投げられました」と好感触を得た。

 八回から5番手で登板すると、初球にこの日最速となる151キロをマーク。走者がいない場面でもクイックモーションで打者のタイミングをずらすなど、高校時代から使っているテクニックを用いて、三者凡退に抑えた。

 ただ、2イニング目に課題が見えた。先頭に安打を許すと、「ヒットを打たれて力んでしまった」と制球を乱して次打者に四球。変化球を主体とする中、カーブやスプリットが大きく抜けた。それでも、最後は1死一、二塁のピンチで外角スライダーを投じ三ゴロ併殺。「(投球の)高さに修正をかけていきたい」と反省しつつ、「課題が見つかって良かった」とうなずいた。

 次戦は22日から始まるチームのウエスタン開幕カード・オリックス3連戦(杉本商事BS)で3イニングを予定している。「そういう(投球の強弱をつける)ことを意識していければ」。高いポテンシャルをさらに磨いていく。

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