阪神・前川 第1打席は空振り三振も直後にハッスルプレー 虎党は拍手

 2回、空振り三振に倒れる前川(撮影・田中太一)
 2回、空振り三振に倒れる前川(撮影・田中太一)
 3回、吉川の打球を捕る前川(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、阪神-巨人」(13日、甲子園球場)

 「7番・右翼」でスタメン出場し、1軍デビューを飾ったドラフト4位・前川右京外野手(18)=智弁学園=の第1打席は、空振り三振に終わった。

 打席に入る前のアナウンスが流れると、球場内は盛大な拍手。前川は堂々と打席に向かうと、2球目の内角直球をフルスイング。一塁ファウルゾーンに痛烈な当たりを放った。カウント2-2まで粘るも、最後は外角の逃げる球にフルスイングして空振り三振。安打こそでなかったものの、強振で聖地を沸かせた。

 直後は守備でハッスルプレーを見せた。8番・吉川尚の左翼ポール際に高く上がった打球の落下点に、慎重な足取りで入って捕球。捕球後は、フェンスに体をぶつけるも、ボールは落とさなかった。ルーキーの好守に虎党は拍手を送った。

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