阪神・森木大智 いつかタテジマの象徴に
「教育リーグ、阪神4-1中日」(11日、鳴尾浜球場)
阪神ドラフト1位の森木大智投手(18)=高知=が11日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で行われた教育リーグ・中日戦で“プロ初登板”を果たした。11球で1回1安打無失点、1奪三振。最速は152キロを計測し、投じた直球8球全てが150キロ超えと、圧巻の投球を披露した。
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不思議な縁があるのかもしれない。すっかりなじんだ森木のタテジマ姿だが、高知高でマネジャーを務めた黒田茉白さん(18)は、初めは見慣れなかったという。
安芸キャンプを訪れた際に初めて右腕のユニホーム姿を実際に目にし、「なかなか新鮮でした」。なぜなら、それは宿敵の象徴だったから。「今まで明徳義塾のイメージだったので」。3年夏の高知大会決勝で敗れるなど、3年間しのぎを削った最大のライバル校。くしくも、そのユニホームがタテジマだった。
ただ「今日(キャンプを訪れた日)限りで、大智のイメージに変わりました。たくさんの人に呼ばれて、人気者になってました(笑)」と黒田さん。タテジマといえば、森木大智。そう言われる日が将来、訪れる予感がする。(デイリースポーツ阪神担当・間宮涼)
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