佐藤輝 広島ドラ1黒原を返り討ちや 宣戦布告受けて立つ「負けないように」

 「阪神春季キャンプ」(21日、宜野座)

 阪神・佐藤輝明内野手(22)が21日、23日の練習試合・広島戦(宜野座)に登板するドラフト1位・黒原を返り討ちにすることを宣言した。関西学生リーグで対戦した近大時代には2本塁打を記録。黒原のリベンジ宣言を伝え聞き、「負けないように」と闘志を燃やした。

 プロの世界でも、負けるつもりはない。1学年下の黒原が「対戦したい」と宣戦布告したことを伝え聞いた佐藤輝は「頑張ります。負けないように」と意気込んだ。

 近大時代には関西学生リーグで何度も対戦経験がある。4年秋には、リーグ最多本塁打記録にあと1本に迫る通算12号をバックスクリーンへぶち込んだ。ただ、黒原も1年間、鍛錬を重ねてプロの扉を開いているだけに「(当時のイメージは)もちろん覚えていますけど、その時とは多分違うと思うので。新しいピッチャーみたいな気持ちで行きたいと思っています」と気を引き締める。

 中継ぎでの起用が決定しているドラ1左腕。シーズン中も、佐藤輝が打席に立つ場面で登板してくる可能性は十分にある。「1軍にいれば当然当たると思うので。しっかり打ちたいです」とプロの先輩として威厳を示す覚悟だ。

 これまで実戦キャンプ中の対外試合5試合で18打数7安打、打率・389と結果を残している。一方で、紅白戦で藤浪から“チーム1号”を放って以降、実戦での本塁打はゼロ。ただ、「そこは焦らずに。変にホームランを打とうとして、また崩れたらアレ(良くないこと)なんで。今やっていることにしっかり取り組んでいきたいなと思います」と冷静に自分のやるべきことと向き合っていく。

 宜野座キャンプも残すところ最終クールのみ。実戦はあと3試合となった。「しっかり今やっていることを継続して。結果ももちろんですけど、自分の取り組んでいることをしっかり出してやっていきたいなと思います」と背番号8。2年目シーズンも昨季以上の大爆発を見せるべく、残りの南国生活を充実した内容で終える。

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