阪神ドラ4・前川「チャレンジ精神を忘れずに」年始の練習公開で決意
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阪神ドラフト4位・前川右京外野手(18)=智弁学園=が4日、三重県津市内のグラウンドで自主トレを公開。約2時間半、キャッチボールやフリー打撃を行い、汗を流した。
気温9度の青空の下、前川は半袖姿で白球を飛ばした。フリー打撃を行い、54スイング中、5本の柵越え。持ち味の長打力を発揮し、鋭い打球を次々と放った。「全然仕上がって来てないんですけど、ここからどんどん上げていって、いい形で入って行けるように」。6日の入寮に向けて、入念に準備を整えている。
年末年始は「お墓参りと親戚のみんなとあいさつしたり、ご飯を食べたり、ゆっくりしました」と家族団らんの生活を送った。「いろいろな人に応援してもらっているんで、それを言葉で伝えてもらって」と、激励の言葉をかけられ意気に感じた前川。「1年目から自分の持っているものを全部出してやっていけるように、チャレンジ精神を忘れずにやっていきたいと思います」。地元の期待も背に、虎のスラッガーへと成長を遂げる。