阪神・ドラ4前川 プロ初打席で狙う“正真正銘”バックスクリーン弾 和製大砲候補

 (前列左から)鈴木、森木、桐敷、(後列左から)前川、岡留、豊田、中川、伊藤稜(撮影・山口登)
 アップをする前川(撮影・山口登)
 球場を背にポーズを決める前川(撮影・山口登)
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 阪神のドラフト4位・前川右京外野手(18)=智弁学園=が12日、「プロ初打席でバックスクリーン弾」という大きな野望を抱いた。新人選手恒例の体力測定や施設見学を終えると、高校通算37本塁打の和製大砲候補が、声を弾ませた。

 「ずっと甲子園に憧れてやってきて、もう1回(聖地で野球が)できる。完璧にバックスクリーンに本塁打を打ちたい」

 今夏の8月21日・横浜戦では高校通算36号目で聖地初アーチを記録。ただ、打球はバックスクリーン左へ着弾した。プロでは正真正銘のバックスクリーン弾-。さらに「自分のスイングをしたらいくと思う。当てにいかず、フルスイングしたい」と甲子園初打席での一発を理想に掲げた。

 矢野監督からは「1軍のキャンプに行く可能性もあるから頑張れ」と背中を押された。この日の体力測定でも、緊張するどころか堂々とした様子。「1月の練習でアピールして、1軍に行きたい」と18歳とは思えぬ、強気な言葉も飛び出した。

 キャンプの1軍スタートはあくまで通過点。来季の目標は「開幕1軍」だ。他の同期の体格に驚かされたが「負けるのは嫌なんで」と引くつもりはない。前川右京にはすでに、大物の風格が漂っている。

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