阪神・高橋 来季は燕斬る!今季2戦2敗大苦戦…直球磨きリベンジだ 術後の経過順調
今季終了後に左肘のクリーニング手術を受けた阪神・高橋遥人投手(26)が25日、術後の順調な回復ぶりを明かし、来季はヤクルト戦での好投を誓った。
現在はリハビリに励む日々を過ごす。「日に日に良くなっています」と経過は順調。視線を来季へ向けた。
今季のヤクルト戦は2試合に登板して2敗、防御率9・00と苦戦した。「ヤクルトはごまかしが効かない。(打線に)切れ目がない。ずっと気を張り詰めて投げないといけなきゃと思いました。ストレートがよかったら、もう少し抑えられたかなと思うんですけど」と振り返る。
ヤクルトと優勝争いを繰り広げていた終盤。今季初登板でもあった9月9日は4回9安打6失点(自責5)で降板した。2度目の対戦となった10月8日は、5回4失点で共に黒星を喫した。来季は経験を生かす考えだ。
課題とする直球に磨きをかけ、セの王者を封じる。日本シリーズは、テレビで観戦。ヤクルト・高橋やオリックス・宮城ら同じ左投手の好投に刺激を受け、直球の重要性を再認識した。「全員、真っすぐが強いっていうのは共通しているので。やっぱり真っすぐだなと思います」。まずは手術からの完全復活を目指し、強敵に挑む態勢を整える。