阪神 西勇は5回5安打4失点で降板 CSへ向けて調整

2回、4点を先制された西勇(16)にベンチで厳しい表情の矢野監督(撮影・飯室逸平)
2回、マウンドで汗を拭う阪神・西勇(撮影・北村雅宏)
 2回、4点を失い、マウンド上でボールをこねる西勇(撮影・北村雅宏)
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 「練習試合、阪神-大和高田クラブ」(4日、甲子園球場)

 阪神先発の西勇輝投手が、5回を投げて5安打4失点で降板した。

 立ち上がりは安定感抜群の投球を披露。初回、先頭を遊飛に抑えるなど三者凡退で切り上げた。

 失点を喫したのは二回だ。2本の安打と味方の失策などで1死満塁のピンチを背負うと、8番・安岡に右中間へ2点適時二塁打を運ばれて先制点を献上。2死一、三塁からは、1番・岡に中越え2点適時三塁打を許し、この回4点を奪われた。

 三回は、左飛、投ゴロ、右飛。四回は先頭の山本柊に左越え二塁打を浴びたが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。

 シーズン終盤に右肘の違和感で離脱した西勇。10月28日、みやざきフェニックス・リーグの西武戦で実戦復帰し、2回を投げて2安打無失点に抑えていた。CSへ向けて「自分の立場はアレなのでアピールできるようにやっていくしかない」と意気込んでいた。

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