阪神・秋山“収穫”3回1失点 カーブを多投、修正点明確に
「練習試合、阪神4-2三菱自動車倉敷オーシャンズ」(3日、甲子園球場)
CSへ向けて、収穫と課題の両方を得た。先発した阪神・秋山拓巳投手(30)は3回3安打1失点でマウンドを降りた。
「持ち球を使いながら投げることができたので、全体的には良かったのかなと思います」
初回、二回は無失点投球。だが、1点リードの三回1死から四球と連打で満塁のピンチを招くと、左犠飛を許して同点とされた。
テーマに掲げていたカーブを多投し、感覚を確認。「高めに浮いてしまったところを打者に反応されてしまっていたので、そこはCSに向けても反省点だと思います」と修正点を明確にした。
巨人とのCSファーストSを突破すれば、ヤクルトとのファイナルSでの登板が見込まれている。矢野監督は「内容的にはもうちょっとね。もちろんシーズンの疲れもあるし。そういうのもブルペンでは分からんし、実戦で投げてみて、状態を上げるようにしてもらえたらなと思います」。シーズンで2年連続2桁勝利となる10勝を挙げた右腕の修正に期待した。
負けられない戦いへ向けて「勝つしかないので、しっかりと準備したいと思います」と秋山。この日得た課題をクリアし、来る日に備える。
関連ニュース





