藤浪 わずか9球で“平成の怪物”松坂うならせた 完全復活へ確かな手応え

 1回、雨の降る中、投球する藤浪(撮影・北村雅宏)
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 「オープン戦、中日(降雨ノーゲーム)阪神」(25日、北谷公園野球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手(23)が25日、中日とのオープン戦に初登板した。試合は一回裏途中降雨ノーゲームで、幻の9球となったが、中日・松坂大輔投手(37)は「良さそうに見えました」。平成の怪物として、甲子園春夏連覇した“先輩”が、確かな変化に太鼓判を押した。キャンプ中の実戦登板は終了。3月上旬のオープン戦登板に向けて調整していく。

 開口一番に飛び出した自虐コメントが、藤浪の確かな兆しを証明した。オープン戦初登板は2度の中断後にノーゲーム。1死一塁、わずか9球で終わった。「もはや貫禄すら感じる雨男っぷり。おはらいに行こうかな…」。それでも充実感が自然と笑みに変わった。

 初回の攻撃後、ゆっくり向かった裏のマウンド。まずは先頭の京田を1ボールから2球目、外低めの152キロで一ゴロに抑えた。さらに続く新加入のアルモンテ。内角低めのカットボールで空振り三振を奪ったが、捕手・長坂が後逸して振り逃げを許す形となった。

 1死一塁とし、続く大島の打席で1球投げ終えると、突如激しい雨が降り出して中断に。10分程度待って試合を再開したが、さらに2球投げたところで雨脚が強まり、試合終了の合図となった。中止後はブルペンに直行。「気になることがあった」と、変化球を交えながら26球を投げた。

 「前回のブルペンからバランスも良くいいイメージ、いい感覚のまま試合に入っていけているのは確かです」

 納得の藤浪とともに、幻の9球を評価する男がいた。松坂大輔。ともに甲子園で春夏連覇を達成した。この日は中止後に談笑。平成の怪物がやりとりを明かした。「天気の話です。残念だったねと。きょうは良さそうに見えましたよ」。自他共に感じる手応え、変化。世界を知る男をうならせた投球は、さらなる自信になりそうだ。

 昨年から投球フォーム改良に取り組み、セットに入った際の歩幅を狭くした新型。試行錯誤の末に終着点にたどり着いた。これでキャンプ中の実戦登板は終了。今後は3月上旬のオープン戦登板に向けて調整する。「全体的に悪くなかった。投げたかったですけど仕方ないですね」と藤浪。雨男から“勝ち男”に変わる2018年。戦う形は固まってきた。

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