阪神・及川 CSゼロ封や 自身初出場でも鉄壁の誓い DeNA戦で「1球の大切さ」痛感

 ロジンの粉を飛ばしながら投球する及川(撮影・高部洋祐)
 福原コーチを座らせて投げる及川(撮影・佐々木彰尚)
 ダッシュをして汗を流す及川(撮影・佐々木彰尚)
3枚

 阪神・及川雅貴投手(20)が2日、ポストシーズンでの無失点投球を誓った。自身初出場となるCSファーストSでもブルペン陣の一角として期待されるが「マウンドに上がった時はどんな場面でも無失点で抑えられるように」と快投を狙う。

 開幕直後は先発調整だったが、5月28日・西武戦での初登板から中継ぎで登板を重ねた。150キロ超の直球にツーシーム、スライダーで勝負し、39試合の登板で2勝3敗、防御率3・69。「学ぶことしかなかった」と救援の経験を振り返る。

 リリーバーを担い、これまで以上に1球の重さを知った。6月26日・DeNA戦で桑原、10月7日の同戦でソトと2人に浴びたバックスクリーンへの逆転2ランが「特に悔しかった」と脳裏に強く刻まれている。

 悔しい経験をしたからこそ一球一球に意図を持ち、細心の注意を払いながら投球してきた。「実際に投げてみて感じたのは1球の大切さ。ピンチの場面でも、初球の入りは特に気をつかった。ボール先行の時はどういった1球を投げるかをすごく考えていた」と振り返る。

 10月31日のフェニックス・リーグのDeNA戦では1回1失点だったが「これまでうまく投げきれなかったコースに投げきる」ことをテーマに掲げ、CSを想定しながら調整を進めてきた。

 この日の甲子園練習では、キャッチボールや投内連係で汗を流した。鉄壁の投球を展開し、ゼロ封を有言実行する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス