近本、中野、青柳、スアレス…阪神勢セ最多タイトル5部門獲得

 プロ野球のセ・リーグは1日、ヤクルト-広島(神宮球場)が行われ、全日程を終了。タイトル争いも決着し、阪神勢が6部門を獲得した2014年以来、今季セ・リーグ6球団中最多となる5部門でタイトルを獲得した。

 打撃部門では178安打を放った近本が自身初となる最多安打のタイトルを獲得。「純粋にこのタイトルを取れたことをうれしく思います」と喜んだ“虎のヒットマン”は「特にシーズン序盤は打つことができずチームに迷惑を掛けましたが、その後は何とか貢献することができたのかなと思います」と言う。

 「優勝できず悔しい思いをしましたが、まだクライマックス、日本シリーズと残っているので、チームの勝利につながるヒットを1本でも多く打てるように」とポストシーズンの奮闘を誓った。

 30盗塁を記録した中野は、阪神では01年・赤星、19年・近本に続く史上3人目となる新人での盗塁王獲得。「正直、自分が取れるとは想像もしていなかったので、すごくうれしい。CSでも機会があればどんどん走りたい。塁に出て相手をかき回せるようにやっていきたいと思います」と意欲的に語った。

 投手部門では自身初タイトルとなる青柳が最多勝(13勝)、最高勝率(・684)の2冠に輝き、球団歴代2位の42セーブを挙げたスアレスが、2年連続となる最多セーブのタイトルを手にした。

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