阪神2軍“日本一”へ守護神藤浪 12年越しとなる悲願に向け「もちろん候補」

 “日本一”に向け、仰天プランが飛び出した。阪神の藤浪晋太郎投手(27)が9日に行われるファーム日本選手権・ロッテ戦(サンマリン)で、クローザーを務める可能性が8日、浮上した。

 この日、2軍本隊は宮崎入り。大一番に向けて、サンマリンスタジアムで汗を流した。藤浪は投内連係に参加し、9日の登板が有力視される。平田2軍監督は中継ぎ起用について、こう言及した。

 「安藤コーチが『抑えを誰にしますか』と言ってきた。藤浪とか、いろいろ候補をね。やっぱりそこはファーム選手権。注目がある選手を、投手コーチに任せると言ってんだけど」

 先発・村上が試合を作り、藤浪が2軍で“胴上げ投手”になるという青写真だ。投手起用を一任された安藤2軍投手コーチは、藤浪のクローザー抜てきについて「それはゆっくり考えます」とニヤリ。「もちろん、候補ではあります。今晩、ゆっくり考えます」と明言こそ避けたが、可能性を示唆した。

 平田2軍監督にとって、ロッテとのファーム日本選手権は10年以来、11年ぶり。その時は惜敗しており「最後の公式戦をやはり、勝って終わりたいよ」。12年越しとなる悲願達成へ、藤浪がウイニングボールをもたらしてくれるかもしれない。

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